双極性障害の兄がアパートタイプのグループホームへ移ることになりそうで、頭を離れないのが借金の問題です。そもそも借金の支払い義務は誰にあるのか。AIに尋ねることもできますが、一度きちんと法律の専門家に確認しておきたくて、地域の弁護士無料相談に行ってきました。
地元の広報誌で見つけて予約しようとしたところ、直近の枠はすでに埋まっていて、翌々回での予約になりました。人口4万人ほどの小さな市でも、弁護士に相談したい人はそれなりにいるものなんだなと、少し驚きました。
相談時間は30分。知人から「概要をまとめて行ったほうがいい」とアドバイスをもらっていたので、実家の家系図、現在の状況、聞きたいことをA4一枚にまとめて臨みました。30分は本当にあっという間です。これから相談に行かれる方には、事前に概要をまとめておくことを強くお勧めします。
担当してくださったのは女性の弁護士さんでした。
率直に言うと、相性というものはあるのかもしれないと感じました。私の質問がうまく伝わらなかったからかもしれませんが、なんとなくイライラさせてしまっているかなという空気を感じました。私は自分の状況を相手にわかりやすく説明するのが苦手で、相手をもどかしい気持ちにさせてしまうことが多いのは自覚しています。それでも、理解しようとしてくれる雰囲気が少しでもあれば、また相談したいという気持ちになれたかもしれません。無料相談に多くを求めすぎているのかもしれませんね。その弁護士さんは私の資料を見ながら、なんとか答えてくださいました。
肝心の回答はこうでした。
借金の支払い義務があるのは、本人、もしくは連帯保証人。家族に支払い義務はない。
なんとなく家族が代わりに払わなければいけないものだと漠然と思っていたので、改めてはっきり確認できたのは収穫でした。「可哀想だから」と家族が肩代わりしてしまうケースも多いそうですが、連帯保証人になると支払い義務が生じるので、絶対になってはいけないとのこと。実印や印鑑証明書は、兄の手の届かない場所に保管するよう言われました。もし兄が勝手に印鑑を作って家族のふりをしたとしても、元の印鑑証明書がなければ変更はできないそうです。銀行や消費者金融では連帯保証人になる際に本人確認があるとのことで、弁護士さんからは「強い意志を持って、肩代わりはしないようにしましょう」という言葉もありました。
結局のところ、兄本人の問題だけでなく、家族がどう対応するかの問題でもあるのだと思います。兄ときちんと話をして、今後は借金の肩代わりをしないということを、しっかり理解してもらうしかありません。

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