なんで結婚できなかったのか？という迷路によく迷い込んで、頭の中がぐるぐる巡ることがあります。
最初は容姿の問題だと思っていました。私の顔面は美人ではありません。私の勝手な偏見ですが、やっぱり男性は綺麗な人と結婚して、一緒に連れて歩きたいと思うんです。その第一の砦を突破できてないから、結婚できていないんだろうな〜というのが私の考えでした。それが、ひっくり返る出来事がありました。私にそっくりの姪が25歳で結婚しました。「あれ？」もしかして、容姿の問題ではなかったのかも…と思いました。姪の性格は私とは全く違います。明朗快活で積極性があり、割と気が強い。友達も多く人付き合いが好き。感情豊かでしっかり者です。私の性格は控えめな感じに見せて頑固者。人と関わって傷つけられるのが嫌なので、人付き合いが好きじゃない。結婚ができなかった理由はこの性格にあるんだということが、サクッと結婚した姪を見て分かったことです。
なぜこんな性格になったのか。家庭環境のせいだと思ってきました。気難しくてキレる父、暖かくて感情豊かな母。母は会社の切り盛りに介護に子育てに忙しすぎてヒステリックな時もありました。兄はケンカは自分が勝たないと気が済まない。そういう家族の中で、だんだんと自分を押さえて、あまり意見しない子になっていきました。被害者のような意識がありましたが、結局は自分の殻を作って、その中で自分を甘やかすようになっていったのだと思います。昔、「結婚できないのは能力の問題ではなくで性格の問題」という言葉を聞いたのを思い出しました。その時は認めたくなかったけど（自分で性格は悪くないと思いたかったんです。）性格の問題だということを認めざるを得ません。
最近実家で生活するようになってよく考えることがあります。父の家系は自分のことしか考えられす、人と意見を交換して折り合いをつけながら生活するのが困難な人が多い…あんな感じになりたくないと思って生きてきましたが、結局、その血筋を私自身も濃く受け継いでいるようです…
人生100年時代。そんな孤立しそうな生き方はあまりに寂しすぎる。友達や大事な人を大切にして生きていかないといけないなと思います。そもそも結婚なんて高レベルなことを望めるようなとこにいなかったみたいです。まずは周りの大事な人達を大切にすることから始めます。
キクノハアオイを見つけました。花言葉：「賢者」
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