自分の部屋で感じた少し怖い感覚

私は自分の部屋としてワンルームの賃貸マンションを借りています。
土日はその部屋で過ごし、コーヒーショップのアルバイトに通っています。
一方、平日は実家の仕事を手伝っているので、そのまま実家で生活しています。

そんなふうに二つの場所を行き来する生活をしています。

先日、自分のマンションで目が覚めたとき、ふと不思議な感覚に襲われました。
この空間には、私が「私である」と証明してくれる人が誰もいない――
そんなことを思った瞬間、少し怖くなったのです。

もしかしたら、認知症になるときに「自分のことが分からなくなる」という感覚は、こんな感じなのだろうか。そんなことまで頭をよぎりました。

実家では、朝起きて家族と顔を合わせれば、自然と「私」として接してもらえます。
そのやり取りの中で、自分が「私」であることを改めて自覚させられるのだと思います。

これまでずっと一人暮らしをしていたときには、こんな感覚はありませんでした。
実家と一人暮らしの部屋を行き来する今の生活が、こうした感覚につながったのかもしれません。
あるいは、先日参加した姪の結婚式で、新しい家族を築いていく姿を見たことも影響しているのかもしれません。

土日はマンションからコーヒーショップのバイトに通っています。
もしそんな不思議な感覚になったとしても、お店に行けば、そこでも「私」として接してもらえます。

社会とのつながりは、本当に大切なのだと実感しました。

土日のコーヒーショップはたいていお客様が多く、いつもバタバタしています。
働き始めて半年が過ぎましたが、忙しく働いていると余計なことを考える暇もありません。
目の前のことに必死になっているうちに、気づけば「素の自分」が出てしまっています。

そんな私と気持ちよく付き合ってくれているバイトの皆さんには、感謝しかありません。

もともと私は、人間関係がそれほど広いほうではありません。
家にこもって過ごすことも好きなタイプです。
無職だった期間は、誰とも会わずに一日が終わることもよくありました。

だからこそ、自分のような人間は、老後に認知症になる可能性が高いのではないか――
そんなことも考えてしまいます。

だから、働ける間は、たとえ週に数日でも働き続けたい。
もし働くことが難しくなったとしても、友人や何かしらのつながりを大切にして、人と過ごす時間を意識的に持つことが大事なのだと思います。

人と関わることは、きっと「私」を保ってくれる大切なものなのだと、改めて感じた出来事でした。

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