週末は夜間の棚卸バイトをしていますが、7月はなかなかシフトに入れず…。この仕事は一人で黙々とこなせるので性には合っているのですが、月1回では収入が厳しい。そろそろ別のバイトも探そうかな…と思っていた矢先、やってみたかったコーヒーショップの求人を見つけ、ダメもとで応募しました。
実は私には、いつか「孤独な高齢者が集える場所」をつくりたいという朧げな夢があります。自分もコーヒーが好きなので、今のうちに勉強しておけば役立つかもしれない…そんな思いもありました。
バイトは、応募しても折り返しがないこともあるのですが、今回はちゃんとメールが来て面接日も決定。面接は店舗の責任者の女性が担当してくれました。正直、最初は「女性かぁ」と思ってしまい、自分の中の偏見にハッとしました。これまで女性の多い職場での大変さを経験してきたからです。
でも、30分ほど話すうちに「素敵な方だな」と感じました。仕事に対する意識が高く、お客様第一。職場の人間関係が悪くならないよう配慮しており、同世代ということもあって中年特有の不安(私の場合はレジ操作)にも理解がありそう。情に厚い印象も受けました。このバイトに採用されるかはまだ分かりませんが、面接を受けて良かったと思います。
これまで接客業は避けてきました。裏方の方が気楽だからです。でも今回はコーヒーへの興味もあり、接客にもチャレンジしてみようと決意。もちろん、テンパる自分が目に浮かびます。レジで焦り、お客さん対応で焦り…でも、その中で学びがあると思うとワクワクもします。
前職を辞めるとき、精神的にかなり追い詰められていて、「もう働きたいと思えないかもしれない」と不安でした。「働きたい」という火が完全に消えてしまう前に辞めなければ、と退職を決意したのです。
そして今、苦手だった接客にも挑戦してみようと思えるまでに回復しました。無職期間にピリオドを打ち、また働き出したのは「収入がないと厳しい」という現実的な理由が大きいですが、それでもまた前を向ける自分がいることに、少しほっとしています。
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