自分の性格を友人に聞いてみた

友人と他人の性格についてアレコレ話すことがありますが、そういう自分友人からどう見えているのか気になって聞いてみました。でもすごく仲がいい人にしか聞きません。なぜなら、あんまり仲が良くない人に悪く言われた時に腹が立ちそうだから。

A子は私のことを「もうちょっと深く考えたらいいのにって思う」そうです。A子とは、前の仕事が一緒で15年ぐらいの付き合い。私の仕事ぶりもよく知っています。A子は私と真逆でめちゃくちゃ深く考えるタイプです。一つの事柄が周囲の人にどう受け止められるか、どう影響を与えるか、反論にあったときになんと答えるか、すごく考えます。嫌なことを人から言われるような出来事が起きた場合は、裏での様々な人の心の動きや行動を推察していって、時にそれが彼女自身を苦しめてしまうこともあります。彼女にしたら、私は全然考えていないと言うのは納得です。私はある程度考えたら、それ以上は考えてもしょうがない気になってきます。あんまり頭が良くないし、行動してみて考える。提案しなければいけないことがあっても同様で、ある程度考えたら提案して他の人の意見をもらって案を固めるというやり方だったかなぁと思います。そのやり方だと何でもう少し深く考えてこなかったんだ!とめちゃくちゃ怒られることもありました。そのやり方って若い時には通用するけど中堅と呼ばれる年齢になると反感買うみたいです。

B男は私のことを「ノーテンキだな〜と思う」そうです。A子と捉え方が似てますよね。ちなみにノーテンキをAIに尋ねてみると、「ノーテンキ(能天気)とは、深く考えずに気楽でのんきな様子やそのような人を指す言葉です。軽薄で安直に構えている状態を表し、悩みが少なく明るく楽観的な性格を意味します。」と出ました。ググってみると、「基本的にはネガティブな意味合いで使われます」とのことです…確かに深く考えられないというか、深く考えるクセがついていないというか。自分の考える範囲で考えたら、考えるのが面倒になってストップしてしまうんですよね。人間関係においても似たようなところがあって、コミュニケーションをとってみて何か合わない気がしたら深く関わらないようにする。深く議論してお互いを分かり合おうとする努力はあまりしません。

2人の意見を聞いてみて、私って忌憚なき意見をもらえる人間だなと思いました。私は人を緊張させない人間らしいです。私の父が気難しい人でとにかく人を緊張させる人です。キレるポイントが分からないので当たり障りのない話しかできない。そう言う父を見て育って、私はそんな人間にはなりたくないと思ってきました。最近、一緒に働いて、一緒に過ごす時間が長くなったので特に思いますが、父も多分深く考えるのが苦手です。おまけにプライドも高いので間違いを指摘されるとキレる。現役で仕事をしているのでありがたいことに周囲の人に助けられていますが、環境が違えば孤独な老人だと思います。そんな生き方は嫌だと思って生きてきたら、周りの人からめっちゃ意見をもらう人間になっていました。時々、あまりに辛辣な意見をもらうと辛くもなりますが、意見をもらうと自分の成長するのに役立つこともあるのでこれで良かったと思うことにします。

今日の野草はハルジオン花言葉は「追想の愛」、開花すると上を向くハルジオンですが、蕾の状態では下を向いているからだそうです。

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