私は人嫌いではない?

バイト日記

コーヒーショップのバイトで学んだこと

先週末もコーヒーショップのバイトに行ってきました。実は、その前の勤務で レジの操作ミス をしてしまい、店長から厳しく叱られました。明確に自分の落ち度だと分かっていたので、情けなさと申し訳なさでいっぱいでした。

その日は店長の表情も怖くて、一日中緊張していましたが、バイトの終わりに店長が冷静に振り返りの時間を作ってくださいました。「あのときどうすれば良かったか」「次はどうすれば防げるか」を一緒に考えてくれたのです。そして最後には「次は失敗しないように頑張ろう!」と思うことができました。

叱るだけでなく、次への意欲につなげてくれる店長の姿勢に尊敬できる人だなと思いました。自分の感情をコントロールして、相手を育てようとするのは簡単なことではありません。私も同じ失敗は二度としないように、しっかり気を引き締めたいです。

今、私がバイトの中で一番好きな場所は 洗い場とパスタ担当 です。お客様が使用した食器をトレーに乗せて棚まで持ってきてくださるのですが、パスタの注文が続くと汚れた食器が溜まっていってしまいます。それが一気に片付くとスッキリします。

それに、前回レジで失敗したこともあって、「仕事のできる若い子がレジをしてくれた方がいいのかな…」と、少し消極的な気持ちが自分の中にありました。

ある日、店長に「洗い場ばかりで大変でしょ?」と言われたとき、「洗い場が一番好きです」と答えたら、「でも、表(接客)も好きになろうね」と励まされました。どうやら、私の消極的な気持ちがバレていたようです。

年齢を重ねても新しい発見を楽しみたい

そんな流れで、後半はレジ係を担当しました。やってみるとお客様とのやりとり自体が嫌いではないことに気づきました。注文を丁寧に聞き取り、ときには一緒に考えて、それをドリンクを作る人へ伝える――その過程がけっこう楽しいのです。

これまでずっと「自分は人が苦手だ」と思っていましたが、どうやらそうでもないようです。私が苦手なのは、「嫌な人と長く関わらなければならない状況」であって、人との関わりそのものが嫌いなわけではありませんでした。

自分の新しい一面に気づけたことは、大きな収穫です。世の中、まだまだ知らないことばかり。新しい発見や学びがあるからこそ、人生は面白いのだと思います。

これから年を重ねるにつれて、いろいろなことが少しずつ面倒になるかもしれません。でも、その中でも「新しい発見や学びを楽しむ気持ち」を忘れずにいたいと思います。コーヒーショップでの小さな経験の積み重ねが、私の人生を少しずつ豊かにしてくれている気がします。

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