悟りを開くとは…

人生観

先日実家の会社が工事に行ったところのお客様が支払いに来られました。そのお宅がお寺をされているので来られたのは住職です。最近、腕を骨折されたということで、入院された時の話をされていました。いろいろな方が入院されていたので学びになったそうです。大きな声で騒いで迷惑をかけてしまっている方もいたとか…とにかくおしゃべりが好きなようでうちの両親はひたすら話を聞いていました。

私はそのお寺がされている保育園に通っていたので、住職のお説法を聞く時間もあったので何となく立派な方なんだろうな〜というぼんやりとした記憶がありました。今現在の私が冷静に住職と両親のやり取りを聞いていると、住職の中には普通の方もいるんだな〜と私の勝手な印象です。言葉の端々から推測するに、自分が入院している間に勝手に奥さんが工事を進めていて納得いかなかったのかな〜とか、今後は住職に了承をを得て工事を進めてほしいのかな〜とか、これは私の偏った見方かもしれませんが…

住職の話をひたすら聞いていた両親を見て、会社をするって相手のニーズに合わせるのが当然で、お客様が喋りたい方だったら聞き役に徹するんだな〜と思いました。商売をするってそういうことなんだと何となく聞いていました。

大昔、私が何の職業に就くかというときに、悟りを開いたお坊さんってすごいなぁと憧れていたので、尼さんになろうかな…と母に話したことがありました、世間に揉まれて働いていた方がよっぽど立派な人間になれると言われたことを、ふと思い出しました。それで結局、世間に揉まれる方の選択をしました。立派な人間にはまだまだ道なかばです。心は子どもの時のままという気がしますが…

残りの人生がどれぐらいあるか分かりませんが、ちょっとでも中身が立派な人間になれるようにこれからも精進して行きたいと思います。

今日出会ったお花はマツバウンランです。花言葉:「輝き」「喜び」

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