ひとりブラック労働中・・・

コーヒーショップのアルバイトにも、少しずつ慣れてきました。
相変わらず失敗も多いですが、「すぐに報告して、すぐ対処する」――その繰り返しで、なんとか形になってきた気がします。

働く中で感じるのは、「周りの人に自分がどんな人間なのかを知ってもらうこと」の大切さ です。
もし自分が逆の立場だったら、どんな人かわからない相手と一緒に働くのは、やっぱり不安ですよね。
だからこそ、できるだけ思っていることを言葉にして伝えるようにしています。

若いスタッフが多い職場ですが、私はなるべく名前を覚えて、質問のときも「〇〇さん、これはどうすればいいですか?」と名前を添えるようにしています。
年下でも仕事上では先輩。敬意を持って接することを大切にしていますが、時々うっかり語尾がタメ口になってしまうこともあって、「気をつけないと!」と自分に言い聞かせています。


先日は「排水設備工事責任者」という資格試験を受けるため、講習会に参加してきました。
平日のメインの仕事の上司である母からの勧めで受験することになり、「誰でも講習を受ければ受かるわよ」と軽く言われていたのですが、実際に講習会で説明を聞いてみると、合格率は40%
法令10問、技術20問(うち計算4問)。しかも各分野で50%以上取らないと不合格――聞けば聞くほど、母の記憶は40年前の話だったようです(笑)。

講習会からわずか3週間で試験実施とのことで、「こんな内容なら、もっと勉強期間ほしい!」と思いましたが、やるからには合格を目指すしかありません。
平日は事務職の傍ら試験勉強、土日はコーヒーショップのバイト。なかなかハードな毎日になっています。


最近は季節の変わり目で体調を崩すスタッフも多く、私もフォローのために勤務を延長しました。
体力的にはかなりきつかったのですが、「少しでもお店に貢献できた」と思えた瞬間が本当にうれしかったです。
能力面ではまだまだですが、私の強みは体力
その体力で誰かの助けになれることが、素直に嬉しいんです。
店長さんにも感謝の言葉をかけてもらい、失敗続きの自分にも少しだけ自信が戻ってきました。信頼ポイントが貯まるまで、できる限りシフトに入りたいと思っています。


とはいえ、平日と週末のダブルワークは、じわじわとボディブローのように効いてきています。
これまでの「のんびり好きなときに動く生活」から一転、今は休みもなく毎日何かしら働いている状態。
さすがに疲れはありますが、不思議とメンタルは安定しています

前の仕事の頃、もし「1年後に死ぬとしたら、この生活を続けたいか?」と問われたら、きっと「いいえ」と答えていたと思います。
けれど今なら、「このまま続けたい」と言える。
それだけでも、今の働き方は私にとって大きな意味があるのだと思います。

もちろん、最近はあまり物思いにふける時間もなく、人生を深く考える余裕もありません。
でも、時間がありすぎるとついマイナスなことも考えてしまうので、これはこれでちょうどいいのかもしれません。

今はただ、起きたら少しの運動、働いて、よく食べて、よく眠る。
そんな繰り返しの中に、小さな充実を感じています。
この生活が49歳の体に合っているかはわかりませんが(笑)、心のバランスは今が一番いいのかもしれません。

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