NHKのドラマ『ひとりでしにたい』が始まりましたね。
未婚で生きている私としては、タイトルからすでに気にならずにはいられないドラマです。こういうドラマがあるってことは、未婚で生きることを不安に思う女性って多いのかな〜と思ってしまいました。
「こんな綺麗な人が…」と、つい思ってしまう
主人公の鳴海を演じているのは、綾瀬はるかさん。
役どころとしてはアイドルオタクという面もあるけど、やっぱり綾瀬さんが演じると“美人すぎてリアリティが…”と思わずにはいられません(笑)
仕事は美術館勤務で生き生きと働き、マンションも購入済み。
まさに「自立した女性」「人生を謳歌してる!」って感じです。佐野勇斗さん演じる那須田という同僚からは、「将来設計ができていない」と辛辣な言葉をもらってはいましたが・・・
「ひとりで死にたくない!」に、共感しかない
第1話では、鳴海の未婚の叔母さんが“孤独死”したことをきっかけに、彼女自身も「このまま未婚でいるのは怖い」と不安を感じ始めます。
そう、“孤独死”。
未婚で子どもがいない私たちにとって、これは最大の恐怖ワードのひとつかもしれません。
鳴海は「ひとりで死にたくない!」と思って婚活を始めるわけですが、その気持ち、痛いほど分かる。
私も似たような道を通ってきました。私は「知らん誰かの介護するくらいなら、自分の親の介護を選ぶわ!」って思って、無理には結婚しないという選択をしたんですよね。
だからこそ、最終的に鳴海が「ひとりでちゃんと生きて、ひとりでちゃんと死にたい」と決意する場面は、「私の気持ちはこれだ!」と自分の気持ちを代弁してくれたみたいで、すごく嬉しくなりました。
怖いなら、怖くなくなる工夫をすればいい
でもふと、「孤独死がそんなに怖いなら、そうならないように前もって対策しておけばいいんじゃない?」と冷静に思ったんです。
未婚・子なしで生きる人生には、確かにリスクも不安もあります。
でも、何が課題かを自分なりに明確にして、それに備えておけば、不安は少しずつ軽くなる気がしました。
試しに「孤独死」でネット検索してみたんですが、怖いワードばかり出てきて、正直ちゃんと読めませんでした…。
やっぱり、安心して年老いていく仕組みが必要だなと感じます。
なので将来的には、ひとり暮らしの高齢者(未来の自分を含む)が、楽しくお互いの安否確認ができるような仕組みをつくりたいという思いが、またむくむくと湧いてきました。
父って…ホント、自分のことしない人が多い
第2話では、「親の終活」もテーマになっていました。
鳴海のお父さんは、自分のことをまったくできないタイプ。
…わかる!うちの父とまったく同じです。
今の若いお父さん世代は違うかもしれないけど、私たち世代の“父親”って、家の中ではあまり動かない人が多いのかもしれません。
私も鳴海と同じで「母には父より長生きしてほしい」と願っていますが、もし父のほうが長生きしたら、ちゃんと自分のことはやってもらうつもりです。
父もどこかで「娘の私が母の代わりをしてくれるだろう」なんて思っていそうですが、そこはお断りしたい。
だから普段から「自分のことを自分でできなくなったら、施設だからね〜」と、それとなく伝えるようにしています。
これからのドラマの展開、ますます楽しみです。
鳴海の生き方を通して、私自身の生き方にもいろんなヒントをもらえそうな気がしています。
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